‐仕込み -


清湯(チンタン)

様々な料理のベースに使われる、濁りのない澄んだスープ。

  • 10時間ほど煮込み、一日 覚ましたスープに、鶏肉と豚肉を練った物とネギや生姜を混ぜ、水で伸ばしたものをスープに合わせていく。沸いたスープに合わせていくと、最初は濁るが 1、2分で少しづつ澄んでくる。一定方向に混ぜ、同じ温度をキープしないと味が出ないし、きれいに澄んでこない。

  • 紹興酒を入れ、火の調整をしながら灰汁をきれいに取り除く。 だんだん香りが立ってくる。 さらに煮込み、最後に冷ましてスープを取る(漉す)。


醤(ジャン)

柱侯醤(チューホージャン)
大豆みそや、にんにく・しょうが・練りごまなどをブレンドした香味みそ。豊かなコクに、まろやかな香味がプラスされています。

香り油からはじめる。油にネギをいれて香りをうつす、ネギがカリカリになって香りが油に移ったら油を取る。
もう一つの鍋へ、ニンニクと生姜を炒め、香辛料、陳皮と八角などをペースト状にしたものを入れる。
ここからは一気に仕上げる。豆腐乳、胡麻、味噌(白)、紅南乳(ホンナンルウ)と混ぜながら投入し油を足しながら、水分を飛ばし滑らかなペースト状になるよう練っていく。
火を調節しながら、胡麻のペースト、砂糖や香辛料を加える。最後にグツグツと煮立たせる。


沙茶醤(サーチャージャン)
大豆油やにんにく、エシャロット、唐辛子、魚介や干しエビの香りが効いた、旨味と辛味をあわせもつ醤。

  • 油に海老などをペースト状にしたものを入れる、素材の持つ水分を飛ばして、香りが立ち、色づくまで時間をかける。 エシャロット、ニンニク、干しエビ。豆鼓(トウチ)を入れ、混ぜ合わせていく。

  • サツマイモをペースト状にしたものを入れる。(鍋際までたっぷりとした量になる) 陳皮、ピーナッツのペーストを入れ、香辛料のパウダー、塩、砂糖などを加えていく。

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