灯籠

2025.06.05おすすめ情報

七二会小学校の児童が紡ぐ、光り輝く伝統の灯り「蚕の繭から作るシルク灯籠」

先日、日本料理「しなの」に、七二会小学校の児童が心を込めて作った美しいシルク灯籠が届きました。

長野市西部の山あいに位置する七二会(なにあい)地区は、かつて養蚕業で栄えました。その歴史は、七二会小学校の校章にデザインされた桑の葉にも見て取れます。養蚕農家が姿を消す中、七二会小学校の児童たちは「地域の伝統を受け継ぎたい」という思いから、平成30年より総合学習の時間で蚕を学び、育て、繭を使った作品づくりに取り組んでいるそうです。
この度 いただきましたシルク灯籠は、そうした児童たちの努力と地域への思いが込められたものです。繊細な押し花や切り絵で飾られ、明かりを灯すと幻想的な光が広がります。灯籠には当ホテルレストラン日本料理「しなの」のロゴも切り絵で飾られており、児童たちの温かい心遣いに胸が熱くなりました。
地域の文化や伝統を大切にし、未来へ繋ぐ七二会小学校の取り組みは、私たち日本料理「しなの」の理念と共通しています。日本の文化や四季、郷土を大切にする料理を提供する私たちにとって、このシルク灯籠は、食を通じて文化を伝えることの尊さを改めて教えてくれる、かけがえのない宝物です。
七二会小学校の児童の皆さん、素晴らしい贈り物をありがとうございました。

皆さんの灯籠は、日本料理「しなの」を訪れるお客様を温かく迎えてくれることでしょう。




児童の皆さま、先生方ありがとうございました。




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